明けましておめでとうございます。センター街店倉田です。
皆さんお正月は好きですか?僕は好きです。大晦日と元旦の普段は人が溢れかえるであろう街や電車が
静まっている感じ、あれってすごい違和感のある空間でワクワクしません?
じゃあ、服の紹介しましょう。
正直、着る人を選ぶ服だと思います。体のスタイルが良いとかじゃなくて。人間性の強さがにじみ出て
いるような人。
そうじゃないと山本耀司さんの想いを纏うことは難しい気がします。
勿論だれが着てもいいんですけどね。それほど考えさせられる服ってことです。
このコートの特徴の一つは、襟に施されたカットワークでしょう。91s~92sとかにyohji yamamoto
が始めたといわれる技法で、細部へのこだわりが感じられます。
また、全体的にどっぷりと大きく取られたデティールや短めの袖丈でyohji yamamotoらしさ全開です。
襟に施されたカットワークはアシンメトリー仕様になっており、山本耀司さんらしいちぐはぐ感も表現
されています。
そしてなんといっても風が吹いて孕んだ時のドレープ感は着ていてテンションが上がりますね。
タグはカーキタグなので2000年以降のアイテムだと思います。
スカートとカットソーも同ブランドで合わせています。こちらの紹介はまた今度。
シャツ ys bang on No 3 後ろロングシャツウールトロピカルシャツ
スカート YOHJI YAMAMOTO pour homme 19AW skirt
この服たちの詳細が知りたい方は自身の足で店頭に来て下さい。
文章と画像だけでは分からないこともあります。
「何か知りたいことがあるときにインターネットを使うな。自分の身体で歩き、触れ、嗅ぐ。“体験”という言葉は、“体”で“験(ため)”すという意味だ。」と山本耀司さんもおっしゃっていますので是非。
最後に美しい神戸の街並みもどうぞ。
何回も通っている道なんですけどね。ブログ撮影中に美しすぎて撮っちゃいました。笑
普段生活している街に目が慣れてしまい、魅力を感じないことがありますが、視野を広く、豊かな感性を持てば実はそこら中に面白いことや美しいものがごろごろとあるなとこの画像を撮った時に感じました。
それは服も然り。惰性で着てしまっている服も自分が気づいけていない魅力がもっとあるんじゃないかななんて思います。
ではまた!