こんにちは。京都店ミヤザキです。
暖かくなり、外出も多くなってきたのではないでしょうか。
私はどちらかと言うと身体を動かすのがあまり好きではなく、インドア派です。
美術館や博物館を巡るのが趣味なのですが、これまで行った美術館の中でも東京都現代美術館がお気に入りです。
約3年前、武道館でライブを見るために東京に足を運び、ライブの翌日に都内にある美術館を巡ったのがきっかけで訪れました。
何を展示しているかを全く調べず入館したのですが、そこで沖縄の別宅近くにある海岸に流れ着いた廃品のプラスティックや漁師網を用いて作った照明が展示されていました。
天井から吊り下げられた照明は、プラスティックを透け暖かい光を放ち、本当に廃品なのかと目を疑うほど美しく、その異空間に魅了されました。
その後、多くの美術館を訪れましたが、その展示以上に心を動かされるものには出会えず、また見たいと願いながらも月日は経ちました。
ふと、少し遠出して美術館に行きたいな思い全国の美術館を検索し調べると、金沢21世紀美術館で再度展示があると情報を仕入れ、2年後目にすることが出来ました。
照明を製作した人物こそ、本日紹介するデザイナー、Jurgen Lehl(ヨーガンレール)です。
ヨーガンレールは、1944年ドイツにて誕生し、パリ・ニューヨークでデザイナーとして活躍をした後、1971年に来日、翌年ヨーガン レール社を設立しました。自然素材の持ち味を活かしたものづくりにこだわり、オリジナルのテキスタイルやジュエリー、また家具や器など幅広いデザインを手がけました。
その後2006年、環境に配慮し、手仕事のものづくりを大事にしたブランド、Babaghuri(ババグーリ)を始めました。自らの手によって栽培した茶葉や、石鹸など自然素材で作られた生活雑貨の取扱もされています。
機械で生産した生地は全て同じで面白みがないと、布作りからこだわるのもヨーガンレールの魅力ですね。
■ tops ■ ¥9720
■ skirt ■ ¥9720
■ bag ■ ¥29160
(表記は全て税込みの店頭販売価格です)
インド製にこだわり一針一針手刺繍で施されたカットソー。細部までこだわりがあるからこそ大切に着たいですよね。
光沢のあるスカートはシルクを100%使用しており、放射状に広がった刺繍が繊細かつ美しさを併せ持ちます。
一緒に写るバッグもヨーガンレールのものです。フロントとバッグにポケットがあるので定期などの細かいアイテムを入れるのにも困らず、シンプルで飽きがこないデザインでどのスタイルにもはまるかと思います。
肌寒いときは、白の薄手のコートと合わせたりしたいですね。
続いては、こちらの商品です。
■ one piece ■ ¥12960
(表記は全て税込みの店頭販売価格です)
シルク100%で肌触りもよく、程よい透け感のある前開きのシャツワンピース。
大胆な染めですが、暗めの色のため落ち着いた印象です。
ポケットがあるのも実用的でいいですね。
ボタンを胸元まで開け、カットソーと合わせアレンジをしたり、
ボタンを全て開け、軽い羽織物として使ったり、様々な表情を楽しんでいただけます。
インナーに合わせたワンピースはBabaghuri(ババグーリ)のもの。
■ one piece ■ ¥9720
両サイドがフリルになっており、シンプルながらも一枚出来ても女性らしさがあります。
環境問題と真摯に向き合い、デザインだけではなく布から天然素材にこだわり抜き魅了したヨーガンレール。大人なあなただからこそ知って着ていただきたい、そんな一着です。
お洋服以外にもデザイナーの人生を知るのもまた、服を好きになるきっかけになるのかもしれませんね。
今回ご紹介できませんでしたが、ヨーガンレールの洋服をはじめ、春物・夏物衣料を毎日入荷致しております。
京都にお越しの際は是非お立ち寄りくださいね。
↓本日の新入荷はこちらからチェック頂けます↓
http://shop.kind.co.jp/item_list/?kw=%B5%FE%C5%D4%C5%B9&x=10&y=12&kop=1&nkw=&pl=&ph=&ws=&stock_flag=