こんばんは!青山店です
いつも青山店のブログを読んでいただき
ありがとうございます。
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マルジェラで今、特定のカラーが店頭で在庫切れになると、Google翻訳を使ってでも
海外のオークションサイトから大幅に跳ね上がった価格で
購入する人が後を絶たないくらい人気があるアイテムがあります。
それが足袋ブーツ
当店に入荷しましたので
今日はその足袋ブーツについてお話します。
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“足袋の歴史”
日本では昔からなじみ深い足袋(タビ)。このブログを見て頂いている
皆様も街で見かけることがあるのではないでしょうか。
もともと足袋は靴下として始まりました。この特徴的な二股に分かれたつま先は、
足の親指を分けることでバランスをより良く保つためのデザインで、
思考をクリアに保つことを促進する、ホリスティック的リフレクソロジー
(反射療法。主に足の裏の特定部位を押せば体の特定部位に変化が起こるという
考えに基づき、疲労の改善などをはかる療法)の考え方で生まれました。
また、二股のつま先は、自意識とも関わりがあるとされています。
そんな足袋、当時は綿が希少であったため、足袋を履くのは上流階級のみに限られていましたが
中国との貿易が始まると、広く履かれるようになりました。
元来、色も階級によって制限があり、上流階級は紫と金、武士はそれ以外の色、
そして一般大衆は青だけが許されていたそうです。
1900年代頃には、屋外での活動のためにゴム底が加えられるようになり、
それは地下足袋と呼ばれて今日も作業労働用の履きものとして利用されています。
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“MARGIELA足袋ブーツの革質”
マルジェラの足袋ブーツは上質な『カーフスキン』を使用しています。
カーフスキンとは【生後6ヶ月以内の子羊の革】
のことを指し、写真の通りきめ細やかで、肌触りも柔らかい革になっています。
マルジェラの足袋ブーツが見た目に反し、歩きやすく、履きやすいのには革質も関係しています。
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“唯一無二の魅力”
マルジェラの他にも、足袋の現代版が、今日のファッション界で生産されています。
2002年に京都で発足したSOU-SOUは、多彩な模様や色の足袋を、
マルジェラの何分の1かの価格で提供しています。
NIKEには、独自のスニーカー版足袋であるAir Riftがあります。
かつてマルジェラで働いていたデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)が率いる
VETEMENTS(ヴェトモン)も去年、独自の足袋《スニーカー、ソックス等》をランウェイに投入しました。
しかし、いずれもマルジェラの足袋ブーツほどの関心を生みませんでした。
また、手頃な価格の複製品と呼べるものも出てきておらず、マルジェラの足袋ブーツには、
コレクターの心を惹き付ける独特の魅力があります。
マルジェラは、伝統的なアイデアを使い、それにちょっとしたひねりを加える
という手法で私たちにとってとても馴染みがあるものが、かなり奇妙なものに生まれ変わり、
ファッション好きの心を捉えたのではないでしょうか。
日本の古き良き伝統とマルジェラの発想がミックスされた足袋ブーツ、
唯一無二の魅力を是非味わっていただきたいです。
(引用先 SSENSE 一部抜粋)
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余談にはなりますが!
今回お話しした足袋ブーツ、いいお値段のするアイテムですし、
できれば長く大事に履いていただきたい。。
そんな想いから最後におすすめのメンテナンス方法をご紹介します!
これをするだけでだいぶ変わりますよ!!
その方法とは、、、
購入後すぐにソールの裏張りをする!です。
足袋ブーツはレザーソールなので、
履いているうちにどうしてもソールの劣化が出てきてしまいます。宿命です(´;ω;`)
そのため、購入後は靴修理、リペアショップに出し、ソールの裏張りをされる方が多いです。
裏張りだけなら大体3000~5000円くらいでできますのでお勧めですよ
唯一無二のマルジェラ足袋ブーツ、末永く大事に履いてくださいね。
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Martin Margielaに興味が湧いた方、カインドオル青山店にてお待ちしております!
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