皆さんこんにちは!
神戸元町店竹田です。
この度は当店のブログをご覧頂きありがとうございます。
もうすぐ3月を迎えようとしていますね。
卒業、受験結果、就職、転勤、異動等
人によっては人生を大きく変える出来事が
発生する時期ですね。
寒さも幾分か落ち着き
これからの緊張や不安、そして期待に駆られて
悩む事も多いですね。
そんな今だからこそ、おすすめしたいアイテムを紹介します。
VISVIM 2016SS
HERGE COAT DMGD CHINO LT GREEN FIL EXCLUSIVE SIZE: 2
(モデル:身長170cm)
VISVIMは2000年にシューズメーカーとしてローンチした、中村ヒロキ氏が手掛ける東京発のブランドです。
デザイナーである中村ヒロキ氏が大切にするものは「ルーツ」。
彼がインスパイアされた服は江戸の着物、スコットランドのハリスツイード
インディアンのブランケット、アイヌやナバホの織物等
世界中の代表民族の衣服を紹介する事になると言っても過言ではありません。
例えば、VISVIMを代表するシューズ「モカシン」は実際に中村ヒロキ氏が
フィンランドの最北端にあるラップランドに赴き
サーミ人からトナカイのスウェードの加工技術を直接伝授されています。
このように、原点、伝統、始まり、初心をルーツとしたブランドです。
今回ご紹介するコートも様々な文化要素がMIXされています。
例えば裏地には贅沢なデザインが施されています。
この特徴は、江戸の着物によく見られる「粋」の概念ですね。
一件するとベーシックですが、見えない所を豪華にし、そのデザインで
当時の江戸っ子達は皮肉を言い合ったりしたそうです。
また、柄にも注目すると、「QUALITY PRODUCTS FOR GENTLEMAN」と
「QUALITY PRODUCTS FOR LADIES」が記載されており
隣にはメキシカンな人物や水着姿の女性が描かれています。ジェントルマンの語源はイギリスの貴族であり
レディースは「高貴な女性」を意味する事も考えると
やはりこの服にはメキシコ、イギリス、日本の文化や既存の型を破った「高貴な男女」の新概念が融合していると言えますね。
着心地はやはり、高品質と裏地にも書かれている通り、快適です。
見た目の粗野な雰囲気が、ワーク感と大人っぽさを演出します。
縫製も丁寧で、着用回数に伴うダメージもまた味になる絶妙なお色と生地です。
何回着ても楽しめる、実に「未来的なヴィンテージ」アイテムです。
後ろから見た襟にもハリがあり、全方位からフォルムの美しさを楽しめます。
これから新たな人生を歩む方々には思想、デザイン、季節の面で
このアイテムは最もおすすめです。これからも、初心を忘れず、それでいて型にはまらない
自分になる為のお供として、是非如何でしょうか。
これで紹介を終わります。
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