皆様こんにちは。

京都・河原町・四条・寺町通りエリアのブランド買取販売専門店カインドオル京都店ヤスモトです。

本日ご紹介する商品は是非手にしていただきたいアイテム。

2017S/S　Maison Margiela　　BARACUTA JACKET

ご存知Maison Margielaのジャケット。

ファッション好きなら一度は通るマルジェラの魅力は言わずもがな。

 

『バラクータ』、皆様ご存知でしょうか。

イギリスのファッションブランドで世界初のハリントンジャケット（通称G9ジャケット）を製造。

全ての原型・元祖と呼ばれているバラクータのハリントンジャケット

ハリントンジャケットと言ってもすぐにイメージが浮かばない方も多いかと思いますが

この形のジャケットを日本では別の呼び方で呼ぶことが多いです。

『スイングトップ』

スイングトップとはゴルフ用ジャンパーのこと

（可動域の大きいゴルフのスイングをするのにも最適なデザインだったため、この名が付いてます）

あくまでゴルフ用に作られているので機能性や快適性を重視

デザインに関しても定番でシンプルさがあり、いい意味で古典的な所に惹かれます。

 

完成されたジャケットと言われているバラクータジャケット

そこに今回モードテイストを加えたのが【Martin Margiela】です。

何故今回マルジェラはバラクータジャケットにフォーカスを当てたのか。

 

2017S/Sのコレクションのテーマが

『歴史や伝統に準えて、現代の男性に魅力を問う。』

シーズンのルックには既にあるオリジナルとされる服が本来持つ由来や文化、歴史からインスピレーションを受けており

伝統を守りながらも革新的な何かを歓迎すること。

 

それが『現代の男性たちが身に付けるべき洋服の在り方』を示唆しているというテーマになっています。

 

 

このシーズンは他にも

ツイードのチェスターコートや、ビックシルエットが特徴的なトレンチコート等

『古典的な男性像を紡ぎだす』アイテムを新たにマルジェラのディテールで現代風に再解釈しています。

 

今回のバラクータジャケットも既存のテイストに加えて独自のディテールが感じられます。

既存のバラクータハリントンジャケットからインスピレーションを受けていると感じられるのは、

主に、このスタンドカラーにある2つあるボタンホールや

防水加工を施されたコットン素材。

1938年からバラクータジャケットで採用となった今ではお馴染み

内側にフレーザー・タータンチェックを使用

セットインスリーブと比べて肩周りが楽なラグランスリーブ。

既存のイメージはあくまで壊さないデザインです。

 

Margielaのテイストをよくよく感じさせられる箇所が。

バラクータは動くときに裾や袖口が邪魔にならないリブになっているアイテムが多数あります。

 

一方マルジェラのバラクータャケットは

裾は後ろ身頃の左右にだけリブがわずかに施され、

袖口は

リブではなく2段階あるボタンホールで締めるデザインになります。

留めるホールによってシルエットが異なるという魅力。

 

また、オリジナルのバラクータジャケットに比べ

 

身幅が大きめに作られており、アームホールがワイドな作りに

既存の形に少しモードテイストを組み合わせています。

 

トラッドでもモードでもその日のコーデの主役にすることが出来ます。

 

 

いかがでしょうか？

トラッドブランドに新たにモードというテイストを組み合わせた素晴らしいジャケット。

是非店頭でお待ちいたしております。

 

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