カインドオルの偽物買取防止への対策と偽物の見分け方
2020.12.15
年々流通が増加しているブランド品の偽物、コピー商品。
特にフリマアプリが一般化してから偽物の出回るスピードが速くなっています。
フリマアプリやネットオークションなど、ネット上での本物・偽物の真贋を見分けるのは非常に困難です。
人気ブランドであれば、偽物の数も増えていきます。 「知らず知らずのうちに偽物を購入してしまった…」という悲しい声も少なくありません。
コピー品を購入してしまうと偽物の製造業者が得をしてコピー品がさらに作られてしまいます。
それだけでなく、ブランド品が売れないためブランドデザイナーや正規販売店の経営が厳しくなり、新たな素晴らしい商品が世に出回りずらくなってしまいます。
ブランド品の偽物撲滅を願うブランド古着買取専門店【カインドオル】は、 プロならではの真贋力を持って 偽物を見極めています。
自分で本物を見分ける自信はないからプロに頼みたいけど...
ブランド古着屋って信用できるの?
という方へ。
今回は、カインドオルが偽物を買い取らない為に取り組んでいることを人気ブランドの偽物(コピー品)5つの実例をもとにご紹介します。
偽物(コピー品)の
アイテムの本体に比べて、衣類や小物についているブランドタグや品質表示タグといった目立たない部分は、コピー品では雑に作られていたり、本物と食い違うポイントがあります。
まず初めに「Maison Margiela(メゾン マルジェラ)」のTシャツの偽物(コピー品)を例に、「タグの確認による偽物の判別」の仕方をご紹介します。
大人気ブランドのメゾンマルジェラ。ぱっと見て「マルジェラならではのカレンダータグがついてるし、欲しいなあ」 と思うかもしれません。
ですが拡大してよく見てみると…
明らかに
『タグを縫い付けている四つの糸がずれている』
『数字の文字が全体的に太くなっている』のが確認できます。
これはプロでなくても気づくわかりやすい例ですね。
では、もっと詳しく調査していきます。
Tシャツの品質タグをよく見てみると
『お洗濯の際には、型崩れの原因となりますので、もみ洗いはお避けください。』
という部分が、 「に」→「こ」になっています。
ブランド古着買取店では、こういった品質タグの誤植も判断の材料になるので目に見える範囲はとことん確認しています。
人気ブランドのかっこいいアイテムは全体的なフォルムに目が行きがちです。
しかし本物と偽物を見分けるためには付属する小さなパーツまで細かく確認していきます。
次に紹介するのは、ストリートブランドを牽引する「SUPREME(シュプリーム)」と「NIKE(ナイキ)」がコラボしたスニーカーです。
本物とコピー品はパッと見て違いが判らないかもしれませんが細かい部分にも目を向けていきます。
シューレースについているプレートをみるとパーツに違いがみられます。
【本物】
【コピー品】
偽物は『刻印が雑に押されている』のがわかります。
コピー品は小さなパーツまで作りきれず矛盾が生じることが多いため、本体ばかりに目を向けず細かなパーツ一つ一つの確認が必要です。
しかし年々コピー品の精度は高くなっており、より本物に近づいています。
さらに注意深く別の角度からもアイテムをチェックして真贋を見極めています。
これまで小さいパーツを確認して本物とコピー品を区別してきました。
しかし、小さいパーツを見るだけでは本物と判断するのが難しいアイテムもあります。
その場合はアイテムを正面だけでなくいろいろな角度から見比べていきます。
次に紹介する例は、「CHROME HEARTS(クロムハーツ)」の代表モデル『キーパーリング』です。
立体的で幅の広いゴツゴツしたリングで、その存在感は圧倒的です。
では、クロムハーツの本物とコピー品のを判別していきます。
【本物】
【コピー品】
リングを側面からみると、コピー品は『でっぱりの部分が本物と比べて小さくなっている』ことがわかります。
なぜコピー品が小さくなるかというと、コピー品は本物のリングで型をとり、そこにシルバーを流し込んで作る鋳造(ちゅうぞう)製法をとっているからです。
なので実際にはでっぱりだけでなくリング全体が本物より少し小さいつくりになっています。
ブランド古着買取専門店カインドオルでは、表面からでは見抜けない部分を立体的な視点でアイテムを確認をして細かいデザインの違いを見抜いています。
精巧に作られたコピー品を判別するときは、肉眼では見えない部分も確認していきます。
ダウンジャケットで有名な「MONCLER(モンクレール)」の例をご紹介いたします。
モンクレールのコピー品は、素材やロゴワッペンの縫い付け など様々な点で見分けるポイントがあります。
しかし、それでも本物と判別できない場合 肉眼では見抜けない部分をルーペを使用して確認していきます。
【本物】
2015年までに発売されたダウンジャケットのポケット内に付属するシリアルコードとQRコードが記載されているホログラムのタグです。
【本物】
このタグを拡大すると『Authentic Guarantee』の文字とモンクレールの創業年『1952』の文字が記載されています。
【コピー品】
【コピー品】
モンクレールのコピー品は『ホログラムをカラーコピーしているため、ルーペで見ないとわからない程小さな文字は潰れてしまう』という特徴があります。
モンクレールのロゴである鳥が汚くなっていることが確認できます。
肉眼で見える部分は年々コピーのレベルが高くなり見分けるのは難しくなっています。
カラーコピーでは再現できない部分まで細かく見ることで偽物だという事を見抜いています。
有名なブランドになるほど偽物を作られる数が多くなります。
そこで「ブランドから本物だと証明する目印がつけられていることがある」ので、その知識を活用して偽物かどうか判別していきます。
個性的なデザインで世界中の人々を魅了するイタリアのブランド「FENDI(フェンディ)」
FENDIの「F」を組み合わせたズッカ柄が有名です。
では、フェンディの本物とコピー品の違いをご紹介します。
本物のフェンディのタグはブラックライトで照らすと…
『フェンディのズッカ柄のマークが浮かび上がる』ことが確認できます。
こういった「ブランド側からの本物であるという証明を把握する」ことで、偽物の販売・買取の防止になります。
ここで注意していただきたい点はフェンディのタグはブランドの時期によってタグが変わるので、 必ずしもマークが浮き上がらなければ偽物というわけではないという点です。
マークが浮き上がらなくても本物の場合もあります。
ブランド古着買取店カインドオルでは、長年の実績とデータから年代ごとの特徴を理解して、「常にブランドの証明方法のデータを更新」し続けています。
もちろんその他にも本物と偽物を違いを確認するポイントがたくさんあるので、判断には細心の注意を払っています。
上記の例はほんの一部にしかすぎませんが、精巧に作られた偽物を見破るために肉眼では見えない細部まで観察・検査して買取をしています。
たとえ一つのポイントをクリアしていてもそれだけで本物と判断するのではなく、本物が持つ情報と完璧に一致するまで確認し、最新の情報を入手してそのデータと見比べています。
そこでブランド古着買取専門店「カインドオル」が偽物をカインドオルが偽物を買い取らない為に取り組んでいることを具体的にご紹介します。
■ 真贋研修(現在はコロナの影響の為休止中)
同ブランドの同モデルの本物と偽物を数十点集めて、実際に手に取って真贋判定をする研修を行います。
現場で偽物を見抜くためには数多くの偽物と本物に触れるのが一番早く効果的です。
■ 真贋知識テスト
定期的にテストをすることで、バイヤーの真贋知識の確認とレベルの底上げをはかります。
■ 査定補助
レジにブランドごとの真贋ポイントを表示して確認します。
真贋ポイントの拡大画像をオンライン上で共有しています。
■ 商品の検品
買い取らない対策ではありませんが、偽物が店頭に並ばない為の対策として、
危険度の高いブランドについては数名の真贋担当者で検品します。
カインドオルは常に更新される偽物に関する情報を収集しています。
そして最新の偽物情報を掴んだら直ぐに全社に共有して偽物の買取防止に努めています。
また、定期的に偽物テストの配信や研修を行いベテランスタッフから新人スタッフまで、 同じレベルで真贋鑑定ができるよう一生懸命に取り組んでいます。
1人でもブランド品の偽物の購入してしまって辛い目にあうことがないように、 そして本物のブランドの素晴らしいアイテムの数々に触れていただけるように日々努めています。
もし持っているブランド品が本物かどうか自分で判断するのが不安になった際は、カインドオルにお持ち寄りください。 創業30年以上のデータベースと買取実績から安心・納得していただけるブランド品の買取をいたします。
是非お近くのカインドオルの店舗や便利な宅配買取をご利用ください!
着なくなった大切なお洋服、買取はカインドオルへ。
カインドオルではお客様それぞれの価値観を尊重する「買取主義」をモットーに査定いたします。
「買取主義」コラムページはこちら
お近くに店舗が無い場合は全国対応可能な宅配買取を是非ご利用下さい。
特にフリマアプリが一般化してから偽物の出回るスピードが速くなっています。
フリマアプリやネットオークションなど、ネット上での本物・偽物の真贋を見分けるのは非常に困難です。
人気ブランドであれば、偽物の数も増えていきます。 「知らず知らずのうちに偽物を購入してしまった…」という悲しい声も少なくありません。
コピー品を購入してしまうと偽物の製造業者が得をしてコピー品がさらに作られてしまいます。
それだけでなく、ブランド品が売れないためブランドデザイナーや正規販売店の経営が厳しくなり、新たな素晴らしい商品が世に出回りずらくなってしまいます。
ブランド品の偽物撲滅を願うブランド古着買取専門店【カインドオル】は、 プロならではの真贋力を持って 偽物を見極めています。
自分で本物を見分ける自信はないからプロに頼みたいけど...
ブランド古着屋って信用できるの?
今回は、カインドオルが偽物を買い取らない為に取り組んでいることを人気ブランドの偽物(コピー品)5つの実例をもとにご紹介します。
目次
偽物(コピー品)の
買取防止対策
タグを細かくチェック
アイテムの本体に比べて、衣類や小物についているブランドタグや品質表示タグといった目立たない部分は、コピー品では雑に作られていたり、本物と食い違うポイントがあります。
まず初めに「Maison Margiela(メゾン マルジェラ)」のTシャツの偽物(コピー品)を例に、「タグの確認による偽物の判別」の仕方をご紹介します。
大人気ブランドのメゾンマルジェラ。ぱっと見て「マルジェラならではのカレンダータグがついてるし、欲しいなあ」 と思うかもしれません。
ですが拡大してよく見てみると…
明らかに
『タグを縫い付けている四つの糸がずれている』
『数字の文字が全体的に太くなっている』のが確認できます。
これはプロでなくても気づくわかりやすい例ですね。
では、もっと詳しく調査していきます。
Tシャツの品質タグをよく見てみると
『お洗濯の際には、型崩れの原因となりますので、もみ洗いはお避けください。』
という部分が、 「に」→「こ」になっています。
ブランド古着買取店では、こういった品質タグの誤植も判断の材料になるので目に見える範囲はとことん確認しています。
チェックポイント
縫製や素材を確認
数字や文字の太さや配置まで確認
品質タグの誤植なども確認
縫製や素材を確認
数字や文字の太さや配置まで確認
品質タグの誤植なども確認
小さな部品もチェック
人気ブランドのかっこいいアイテムは全体的なフォルムに目が行きがちです。
しかし本物と偽物を見分けるためには付属する小さなパーツまで細かく確認していきます。
次に紹介するのは、ストリートブランドを牽引する「SUPREME(シュプリーム)」と「NIKE(ナイキ)」がコラボしたスニーカーです。
本物とコピー品はパッと見て違いが判らないかもしれませんが細かい部分にも目を向けていきます。
シューレースについているプレートをみるとパーツに違いがみられます。
【本物】
【コピー品】
偽物は『刻印が雑に押されている』のがわかります。
コピー品は小さなパーツまで作りきれず矛盾が生じることが多いため、本体ばかりに目を向けず細かなパーツ一つ一つの確認が必要です。
しかし年々コピー品の精度は高くなっており、より本物に近づいています。
さらに注意深く別の角度からもアイテムをチェックして真贋を見極めています。
チェックポイント
小さな矛盾も見逃さない
常に情報をアップデートする
小さな矛盾も見逃さない
常に情報をアップデートする
色んな角度からチェックする
これまで小さいパーツを確認して本物とコピー品を区別してきました。
しかし、小さいパーツを見るだけでは本物と判断するのが難しいアイテムもあります。
その場合はアイテムを正面だけでなくいろいろな角度から見比べていきます。
次に紹介する例は、「CHROME HEARTS(クロムハーツ)」の代表モデル『キーパーリング』です。
立体的で幅の広いゴツゴツしたリングで、その存在感は圧倒的です。
では、クロムハーツの本物とコピー品のを判別していきます。
【本物】
【コピー品】
リングを側面からみると、コピー品は『でっぱりの部分が本物と比べて小さくなっている』ことがわかります。
なぜコピー品が小さくなるかというと、コピー品は本物のリングで型をとり、そこにシルバーを流し込んで作る鋳造(ちゅうぞう)製法をとっているからです。
なので実際にはでっぱりだけでなくリング全体が本物より少し小さいつくりになっています。
ブランド古着買取専門店カインドオルでは、表面からでは見抜けない部分を立体的な視点でアイテムを確認をして細かいデザインの違いを見抜いています。
チェックポイント
立体的な視点でアイテムを確認
製造工程を把握する
立体的な視点でアイテムを確認
製造工程を把握する
肉眼では見えないところもチェックする
精巧に作られたコピー品を判別するときは、肉眼では見えない部分も確認していきます。
ダウンジャケットで有名な「MONCLER(モンクレール)」の例をご紹介いたします。
モンクレールのコピー品は、素材やロゴワッペンの縫い付け など様々な点で見分けるポイントがあります。
しかし、それでも本物と判別できない場合 肉眼では見抜けない部分をルーペを使用して確認していきます。
【本物】
2015年までに発売されたダウンジャケットのポケット内に付属するシリアルコードとQRコードが記載されているホログラムのタグです。
【本物】
このタグを拡大すると『Authentic Guarantee』の文字とモンクレールの創業年『1952』の文字が記載されています。
【コピー品】
【コピー品】
モンクレールのコピー品は『ホログラムをカラーコピーしているため、ルーペで見ないとわからない程小さな文字は潰れてしまう』という特徴があります。
モンクレールのロゴである鳥が汚くなっていることが確認できます。
肉眼で見える部分は年々コピーのレベルが高くなり見分けるのは難しくなっています。
カラーコピーでは再現できない部分まで細かく見ることで偽物だという事を見抜いています。
チェックポイント
小さい文字をルーペで確認する
カラーコピーでは細かい部分まで再現できない
小さい文字をルーペで確認する
カラーコピーでは細かい部分まで再現できない
ブランドからの正規品証明を把握する
有名なブランドになるほど偽物を作られる数が多くなります。
そこで「ブランドから本物だと証明する目印がつけられていることがある」ので、その知識を活用して偽物かどうか判別していきます。
個性的なデザインで世界中の人々を魅了するイタリアのブランド「FENDI(フェンディ)」
FENDIの「F」を組み合わせたズッカ柄が有名です。
では、フェンディの本物とコピー品の違いをご紹介します。
本物のフェンディのタグはブラックライトで照らすと…
『フェンディのズッカ柄のマークが浮かび上がる』ことが確認できます。
こういった「ブランド側からの本物であるという証明を把握する」ことで、偽物の販売・買取の防止になります。
ここで注意していただきたい点はフェンディのタグはブランドの時期によってタグが変わるので、 必ずしもマークが浮き上がらなければ偽物というわけではないという点です。
マークが浮き上がらなくても本物の場合もあります。
ブランド古着買取店カインドオルでは、長年の実績とデータから年代ごとの特徴を理解して、「常にブランドの証明方法のデータを更新」し続けています。
もちろんその他にも本物と偽物を違いを確認するポイントがたくさんあるので、判断には細心の注意を払っています。
チェックポイント
ブランドの本物の証明を知る
年代で本物の証明の仕方が変わることもある
ブランドの本物の証明を知る
年代で本物の証明の仕方が変わることもある
社内での取り組み
上記の例はほんの一部にしかすぎませんが、精巧に作られた偽物を見破るために肉眼では見えない細部まで観察・検査して買取をしています。
たとえ一つのポイントをクリアしていてもそれだけで本物と判断するのではなく、本物が持つ情報と完璧に一致するまで確認し、最新の情報を入手してそのデータと見比べています。
そこでブランド古着買取専門店「カインドオル」が偽物をカインドオルが偽物を買い取らない為に取り組んでいることを具体的にご紹介します。
■ 真贋研修(現在はコロナの影響の為休止中)
同ブランドの同モデルの本物と偽物を数十点集めて、実際に手に取って真贋判定をする研修を行います。
現場で偽物を見抜くためには数多くの偽物と本物に触れるのが一番早く効果的です。
■ 真贋知識テスト
定期的にテストをすることで、バイヤーの真贋知識の確認とレベルの底上げをはかります。
■ 査定補助
レジにブランドごとの真贋ポイントを表示して確認します。
真贋ポイントの拡大画像をオンライン上で共有しています。
■ 商品の検品
買い取らない対策ではありませんが、偽物が店頭に並ばない為の対策として、
危険度の高いブランドについては数名の真贋担当者で検品します。
まとめ
カインドオルは常に更新される偽物に関する情報を収集しています。
そして最新の偽物情報を掴んだら直ぐに全社に共有して偽物の買取防止に努めています。
また、定期的に偽物テストの配信や研修を行いベテランスタッフから新人スタッフまで、 同じレベルで真贋鑑定ができるよう一生懸命に取り組んでいます。
1人でもブランド品の偽物の購入してしまって辛い目にあうことがないように、 そして本物のブランドの素晴らしいアイテムの数々に触れていただけるように日々努めています。
もし持っているブランド品が本物かどうか自分で判断するのが不安になった際は、カインドオルにお持ち寄りください。 創業30年以上のデータベースと買取実績から安心・納得していただけるブランド品の買取をいたします。
是非お近くのカインドオルの店舗や便利な宅配買取をご利用ください!
店舗マップ
より大きな地図で カインドオル店舗マップ を表示
着なくなった大切なお洋服、買取はカインドオルへ。
カインドオルではお客様それぞれの価値観を尊重する「買取主義」をモットーに査定いたします。
「買取主義」コラムページはこちら
お近くに店舗が無い場合は全国対応可能な宅配買取を是非ご利用下さい。