「ダダという船での航海は終わった」

皆さんこんにちは。

元町店吉田です。

この度は当店のブログをご覧頂きありがとうございます。

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”ダダという船での航海は終わった”

昨日、WWDを見ているとこのタイトルが目に飛び込んで来た。

クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」が、

2020年1月をもってブランドを休止を発表。

突然の事で驚いた。

今日はDADAについて、

知ってる方も知らない方も読んでいただきたいです。

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「アドレッセンス性を持ったプロダクトアウト」

アドレッセンスは思春期、青年期という意味を含む。

単に服を『着る』というだけの概念にとらわれず、

各個人のアイデンティティを1つのツールとして表現している。

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私は2014SSのコレクションのクライマックスで”KISS”が登場した。

それが話題になってDADAを知った。

2017SSのコレクションをふと見た時に後半に魅せた

サスペンダーでジャケットをリュックの様に背中に背負ったスタイリング。

これが私が森川さんが具現化する”ダダイズム”に

興味、着たい、と思わせてくれるきっかけになった。

私は2019AWのアイテムを4点抑えています。

今の時期お気に入りなのはこのトレーナーです。

タイダイ染め、さらに生地は表糸にネップ糸を使用、

裏毛組織を高密度で編み上げ、起毛加工で保温効果。

職人の手絞りによるタイダイ加工にフロントの刺繍が

DADAらしいワンポイントとなった一着です。

かっこよさを伝える為だけの紹介でした。すみません。

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黒川さん自身が年齢やライフスタイルとデザインの

ちょっとのすれ違いからか”ダダをあまり着なくなった”と

発言していましたが私は黒川さんの作る服が好きです。

これからも好きです。

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「パリに出てメゾンと肩を並べたことで、今の『クリスチャンダダ』単体では限界を感じていた。

メゾンが大河だとしたら僕たちはせせらぎ。1本のせせらぎを大河にすることは難しいけれど、

たくさんのせせらぎを集めれば大河にできるかもしれない。

だから10年という節目を機に『クリスチャンダダ』という船での航海は終わったという心境だ」。

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こういう事を言えるから本当に格好良い。

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2020年春夏コレクションの生産もストップしています。

これからDADAが続くかはまだわかりませんが

黒川さん自身が来年あたりを目処に新ブランドの発表の

可能性を含有した発言をしていましたね。

これだけ人の心を奪う力のある人です。

10年の航海で得た成功、失敗を次の挑戦に生かし、

またファッション業界に一石をブン投げてほしいです。

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今日はDADAについてお話しました。

興味が湧いた方、カインドオルでも取扱いがございます。

気になった方、DADAのページを↓↓↓開いてます。

カインドオンライン

ぜひチェックしてください。

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これで紹介を終わります。

元町店ではBALENCIAGA,GUCCI,等のスーパーブランド、

Supreme,OFF-WHITE,VETEMENTS等のストリートブランド、

doublet,Sulvam,kudos,JOHN LAWRENCE SULLIVAN等のドメスティックブランド、

AURALEE,COMOLI,SUNSEA等のカジュアルブランド、

LE CIEL BLEU,TOGA,HYKE,X-GIRL等のレディースブランド、

その他、幅広いジャンルの買取りを行っております。

神戸、元町、三宮にお越しのお客様はぜひお越しください!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。