【新入荷】DRIES VAN NOTEN 18AW ウエスタンチェックテーラードジャケット│カインドオル三軒茶屋

いつもカインドオル　三軒茶屋店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

今回は、数ある新入荷アイテムの中から、特に注目すべき珠玉の一品たちをピックアップしてご紹介いたします。

◆ 今、注目すべき新入荷アイテム ◆

カインドオル三軒茶屋店が自信を持っておすすめする、最新の入荷アイテムをご紹介いたします。それぞれのアイテムが持つストーリーや魅力を、丁寧にお伝えできれば幸いです。

Brand: DRIES VAN NOTEN(ドリスヴァンノッテン)
Item: チェックテーパードスラックスパンツ
Season: 2018AW
Size: 46
Color: Brown
Condition:目立つ汚れやダメージは特になく、ユーズド感が少々ございますが気にならない程度です。
Price: 55,770円（税込）
Special Point:

［ブランドについて］
DRIES VAN NOTENとは…？
DRIES VAN NOTEN（ドリスヴァンノッテン）は、
ベルギー・アントワープ出身のファッションデザイナーで、1986年に自身の名を冠したブランドを設立しました。
その名が広く知られるようになった背景には、「アントワープ・シックス」の存在が大きく関わっています。

PAMELA BERKOVIC／COURTESY OF DRIES VAN NOTEN　©︎FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

アントワープ・シックスとは、1980年代にアントワープ王立芸術アカデミーを卒業した6人のデザイナーたちを指します。
ドリス・ヴァン・ノッテンのほか、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、アン・ドゥムルメステール、マリナ・イー、
ダーク・ヴァン・セーヌ、ダーク・ビッケンバーグといったメンバーが含まれます。
彼らは1986年、ロンドンのファッションフェアに共同で出展し、ベルギーから革新的な才能が現れたとして一躍注目を浴びました。

The Antwerp Six in 1986 (left to right): Marina Yee, Dries Van Noten, Ann Demeulemeester, Walter Van Beirendonck, Dirk Bikkembergs, and Dirk Van Saene. © Karel Fonteyne. Images Courtesy of BOZAR.

ドリス・ヴァン・ノッテンのブランドは、他のアントワープ・シックスのメンバーと同様、
前衛的で芸術性の高いアプローチを取りつつも、日常に寄り添ったリアルクローズを追求している点が特徴です。
特に、独自のテキスタイル使いや色彩感覚、そして異文化からのインスピレーションを巧みに融合させたコレクションは世界中で高く評価されています。

https://www.wwdjapan.com/articles/1849447 PHOTO BY KO TSUCHIYA

また、広告や大規模なマーケティングを行わず、デザインの力だけでブランドを築き上げてきた点も、
彼の美学を象徴しています。クラフツマンシップと詩的な感性が宿る服作りは、今なお多くのファッションファンを魅了し続けています。

［アイテムについて］
2018年秋冬コレクションにおいて、DRIES VAN NOTEN（ドリス・ヴァン・ノッテン）は、
クラシカルでありながら現代的なエッジを加えたウエスタンテーラードジャケットを発表し、
多くのファッション愛好家から高い評価を得ました。

DRIES VAN NOTEN 2018-19AW

このコレクションの特徴は、トラディショナルな要素とモダンな感性の融合にあります。
その中でも特に注目されたのが、チェック柄のテーラードジャケットです。

DRIES VAN NOTEN 2018-19AW

このジャケットは、ウエスタンスタイルに見られるヨークの切り替えや、
わずかに広がりを持つショルダーラインなど、ディテールに独特のニュアンスを持っています。
一方で、テーラリング技術は極めて精緻で、身体に沿うようなシルエットと構築的なラインが洗練された印象を与えています。
チェック柄はブラウンやベージュを基調とし、温かみを感じさせる色使いで秋冬の季節感を巧みに演出しています。}

また、素材には上質なウールを使用しており、手触りや質感も非常に高い仕上がりです。
インナーにはシンプルなシャツやハイネックニットを合わせることで、
ジャケットの存在感を引き立てるコーディネートが可能です。
パンツはスラックスでもデニムでも相性が良く、着こなしの幅が広いのも魅力のひとつです。

この一着は、ドリス・ヴァン・ノッテンの真骨頂とも言える「文化のミックス」という美学を体現しています。
ウエスタンという一見カジュアルな要素を、ラグジュアリーなテーラリングと融合させることで、
他にはない個性と洗練を併せ持ったアイテムとなっています。
2018AWの中でもひときわ記憶に残る逸品であり、今なお多くのファンの間で語り継がれています。