【新入荷】ANSAM Iam dork ギンガムチェックレーヨンシャツ│カインドオル三軒茶屋

いつもカインドオル　三軒茶屋店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

今回は、数ある新入荷アイテムの中から、特に注目すべき珠玉の一品たちをピックアップしてご紹介いたします。

◆ 今、注目すべき新入荷アイテム ◆

カインドオル三軒茶屋店が自信を持っておすすめする、最新の入荷アイテムをご紹介いたします。それぞれのアイテムが持つストーリーや魅力を、丁寧にお伝えできれば幸いです。

Brand:ANSNAM(アンスナム)
Item:I am dork ギンガムチェックシャツ
Season: –
Size: 01
Color: Black×White
Condition:目立つ汚れやダメージは特になく、ユーズド感が少々ございますが気にならない程度です。
Price: 30,470円（税込）
Special Point:

［ブランドについて］

「i am dork（アイアムドーク）」は、
ANSNAM（アンスナム）の中野靖氏が2018年に立ち上げたブランドで、
デザインはFOR flowers of romanceの岡野隆司氏が手がけています。

https://hamamatsu-mononavi.jp/column/61/

岡野氏のカルチャーに根ざした視点と、中野氏が監修する上質なパターンや素材使いが融合することで、
他にはないストリートウェアを生み出しています。

ブランドのクリエーションの源は、90年代のスケートカルチャーにあります。
特にラリー・クラークの映画『KIDS/キッズ』に登場するような、
ニューヨークのストリートで生きる少年たちのファッションが色濃く反映されており、
岡野氏自身がかつてスケーターであった経験も表現に活かされています。
これは単なる懐古主義ではなく、当時の空気感やリアリティを、現代の技術と上質な素材を用いて再構築し、
新たな価値観として提示しようとする試みです。

『KIDS』(C) 2018 Filmverlag Fernsehjuwelen. All rights reserved.

i am dorkのアイテムは、一見すると古着のようなラフさやチープさを感じさせるデザインが特徴ですが、
実際には非常に高品質な素材や精緻な縫製技術が用いられており、
そのギャップこそがブランドの最大の魅力となっています。
また、マーケティングを過剰に行わず、販売チャネルも限定的であるため、
知る人ぞ知るブランドとしてコアなファンに支持されています。

https://www.instagram.com/p/CjfeTsUPsiH/?img_index=1

「dork＝変わり者」というブランド名が象徴するように、
i am dorkは流行に流されることなく、自分たちの信じるスタイルを貫く姿勢を大切にしているブランドです。

［アイテムについて］

このアイテムは、
ブランドの根幹にある「素材と縫製への徹底的なこだわり」が如実に表れた一着で、
ヴィンテージライクなルックスと現代的なパターンメイクが共存しています。

素材には、レーヨンとコットンの混紡生地が採用されており、
その組成によって独自の質感と着心地が生み出されています。
レーヨン特有の落ち感と滑らかさに、コットンが持つ通気性と素朴な風合いが加わることで、
肌離れのよい快適な着用感を実現。
春夏に適した軽やかなタッチでありながら、ギンガムチェックのクラシカルな柄によって
スタイリングの主役にもなる存在感を備えています。

また、ディテール面でも「I am dork」らしいユーモアと計算が盛り込まれています。
肩幅にゆとりをもたせたボックスシルエット、ラウンドカットの裾など、
随所に見られる意図的な”野暮ったさ”が、現代のファッション文脈の中で新たな解釈を生んでいます。
ボタンや縫製仕様にも上質なディテールが宿り、単なるレトロ再現ではなく、あくまで現代に昇華されたデザインです。

ヴィンテージストリート、日常と非日常の間を柔らかく行き来するこのシャツは、ANSNAMの哲学を体現したプロダクトといえるでしょう。