“RAFSIMONS”「Christiane F」

皆様こんにちは。

京都・河原町・四条・寺町通りエリアのブランド買取販売専門店カインドオル京都店です。

本日ご紹介するのは自身の受けてきたカルチャーをデザインに落とし込み世界中のファッション好きに愛されるブランド。

“RAFSIMONS”

【2018A/W】”Regular round neck sweater couple back/Christiane F”

店頭価格￥27.800＋TAX　(参考定価￥97.570-)

皆様ご存知パンク×モードを提案するブランド”RAFSIMONS”

そんな中でも非常にコレクションが衝撃的だった名作。

2018A/Wのテーマとなっているのが「Christiane F」

クリスチーネFはラフシモンズ本人が幼少期に非常に衝撃を受けた映画作品の一つです。

バックプリントで描かれているこちらの二人のカップルが軸になっている映画で当時のドイツの社会問題でもあった若者の薬物中毒を実話ベースのストーリーで展開する衝撃的な作品

ちなみに

左の男性がDETLEF(デートレフ) 右のヒロインの女性がCHRISTIANE(クリスチーネ)

二人とも綺麗なお顔をしていますが映画終盤ではその綺麗さは感じられないくらい麻薬と売春で身を滅ぼします。

私自身この映画は見たことがあるのですがになるヒロイン達が美男美女だから、最後まで観れたと思えるくらいの内容です。

映画の内容を記述しても長いので完結に。

背伸びをしたい年頃のヒロイン(クリスチーネ)が恋した彼氏(デートレフ)と同じ体験を共有したいという理由からドラッグに手を出し身を滅ぼすという実話。

麻薬を買うためのお金欲しさに売春するクリスチーネ。

彼氏のデートレフも男娼として体を売り始め、クリスチーネの家族は娘の生活が破綻を来たしているのに気づかないという非常に凄惨です。

こんな重い映画ですがヨーロッパの地方では

「若者のドラッグ使用による中毒の現実を見せ、警告のメッセージを発する作品」として高校の授業で生徒たちに鑑賞させる教材に使用する事も多いとか。

ちょっと内容がシリアスすぎましたがデザイン自体は本当に素晴らしく、モード間で溢れています。

フロントの胸元には映画のタイトルである

『Christiane F.– Wir Kinder vom Bahnhof Zoo 』と表記。

シンプルながら存在感があります。

バックは先程ご覧いただいたクラブで出会った二人がプリントされています。

ちなみに少女の持っているこのビニールにも意味があり

元々親に秘密でクラブに通うためにハイヒールをビニールに入れて

隠して持って行っていましたが、麻薬に染まってからは何も入ってないこのビニール袋をずっと手にしたまま街にただ彷徨っているだけという惨い演出が。

そんな大事なワンシーンを切り取ってこんなにモード間のあるデザインに落とし込むラフシモンズの才能が本当に素晴らしいの一言です。

ちなみにこのコレクションはラフシモンズも思い入れがあるのか本人も2シーズンに渡りコレクションで着用していました。

かなりコアな話になりますが、ラフシモンズがこのシーズンを大事にしているという理由はもう一つあり

RAF SIMONSの会社名である「DETLEF BVBA」のDETLEF（デートレフ）は、この劇中の登場人物の男の子の名前。それほどのRAF SIMONS本人の中でも、大きな存在であったと言えます。

またこのコレクションシーズン売上げの一部は、薬物依存症の患者をサポートする組織に寄付するという素晴らしい取り組みもあり私も非常に思い入れのあるコレクションです(私物で持っているほどです。)

コーディネートとしましては

オールブラックなどで合わせて頂けるとよりモード感とプリントから放たれるユースカルチャーが際立ってお勧めです。

いかかでしたか？

滅多に入荷する事のないアイテムですので是非この開会に手に入れて頂きたいです。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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